【写真付】アンゴラウサギの種類と公認カラーまとめ

アンゴラウサギは、もふもふとした毛のぬいぐるみのような外見が特徴です。
この記事では4品種あるアンゴラウサギと公認カラーの一部をご紹介します。

イングリッシュアンゴラ

アンゴラ種の中では1番小型の品種になります。
原産国はトルコのアンカラですが、その後イギリスでペット用として品種改良され広まりました。

顔はやや幅広でつぶれ気味ですが、その顔も見えなくなるくらい飾り毛でおおわれています。
耳の先にタッセルとよばれる飾り毛があるのも特徴です。

からだのどの部分も9~13cmもの長い毛が密生していて、まるで毛糸のかたまりのようです。
ふわふわの外見から、アンゴラウサギの中でも最も人気の高い品種です。

出典:町田修『うさぎの品種大図鑑』誠文堂新光社、2010年、pp.40-43

フレンチアンゴラ

イングリッシュアンゴラとのちがいは、顔・耳・前足に長い飾り毛がないことです。
からだの毛は少し硬めのガードヘアが多く生えているため、全体的にすっきりとした印象です。

アンゴラ種の中では、毛が絡まりにくく、比較的手入れがしやすい品種です。

出典:町田修『うさぎの品種大図鑑』誠文堂新光社、2010年、pp.44-48

ジャイアントアンゴラ

『ジャイアント』というだけあって、最も大型のアンゴラウサギです。
最大量のウールをとるために、アメリカで品種改良されました。

毛色はルビーアイドホワイトの1色のみです。
イングリッシュアンゴラほどではありませんが、耳と頬に飾り毛があります。

出典:町田修『うさぎの品種大図鑑』誠文堂新光社、2010年、p.50

サテンアンゴラ

『サテン』の名のごとく、やわらかく輝く毛が美しい品種です。
顔や耳に若干飾り毛があるもののすっきりとしています。

サテンアンゴラの毛は細く半透明で、内側に色素があります。
そのため、毛は光を反射して、まるで絹糸のように輝き、どこか気品のあるたたずまいを見せています。

出典:町田修『うさぎの品種大図鑑』誠文堂新光社、2010年、pp.52-53

 

<この記事の参考文献・サイト>
町田修『うさぎの品種大図鑑』誠文堂新光社、2010年。

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